こんにちは!理学療法士のボンジ・リーです!
あなたは腹筋をどんな方法でトレーニングしていますか?
腹筋にはいろんな鍛え方がありますが、最近腹筋ローラーを使って腹筋のトレーニングをする方が増えています!
この記事を読んでくれている方の中には、すでに腹筋ローラーを使って腹筋をトレーニングしている方がいるのではないでしょうか?
私も腹筋ローラーを使って腹筋を鍛え始めて早6年目になりますが、最初はわけもわからずなんとなく使ってしました!
でも6年間使っていると腹筋ローラーのメリット、デメリットがわかって、より効果的に腹筋ローラーを使うことが出来るようになりました!
この記事では、そんな私がこれから腹筋ローラーを使ってみようと思っている方や、なんとなく使ってしまっている方のために腹筋ローラーのメリット、デメリットを紹介していきます!
メリットだけではなく、デメリットも知ったうえで使うことが大切です!
腹筋ローラーのメリット
まずは腹筋ローラーのメリットから紹介していきます!
腹筋ローラーにどんなメリットがあるか理解すると、きっと腹筋ローラーを使わない理由がなくなります!
しっかり納得したうえでトレーニングを開始しましょう!
それが継続への近道です!
負荷を変更しやすい
腹筋ローラーの良いところの1つとしてまずは負荷量を変更しやすいことがあげられます!
言い方を変えると難易度を調節することができます!
腹筋ローラーは一般的に膝を付いた状態で行う通称「膝コロ」とつま先だけを付けた状態で行う通称「立ちコロ」の2つに分けられます!
膝コロの方が初心者や女性におすすめです!
膝コロでも難しいという方もいると思うので、そんな方はゆっくり体を伸ばしていって限界になったら1度お腹を付けてスタート位置に戻りまたゆっくり体を伸ばすという風に行うと難易度を下げて行うことができます!
ゆっくり体を伸ばす→ゆっくりお腹を付ける→スタート位置に戻る→繰り返す
最初のうちは壁をストッパーとして使うと、より難易度を下げて行うことができます!
立ちコロにステップアップするときにも同様に壁を使用したり、体を伸ばす方にだけ集中して行うと徐々に通常の行い方が可能になってきます!
筋肥大に適している
筋肉を大きくさせるためには、高強度で低頻度のトレーニングが効果的です!
腹筋ローラーはとても負荷が強く、短時間で強い刺激をあたえることができるので、筋肥大に効果的です!
さらに次の項目で説明しますが、十分な遠心性収縮を行えることがとても重要なポイントです!
腹筋を割るためには体脂肪率を下げる必要がありますが、体脂肪が下がっても腹筋が肥大していないと、美しい腹筋は手に入れることができません!
遠心性収縮が可能
筋肉の収縮形態は3種類に分類され、求心性収縮、等尺性収縮、遠心性収縮にわけられます!
例えば、ダンベルを持ちあげているときの上腕二頭筋は求心性収縮
重りを重くしたときにその重りに耐え切れずに肘が伸びてしまうときが遠心性収縮
腕を曲げる力と重りの重さが拮抗して見た目上関節には動きがない収縮を等尺性収縮といいます!
この中で遠心性収縮が1番筋力増強訓練の効果が高いと言われています!
腹筋ローラーは遠心性収縮を行うのに向いており、腹筋に十分なストレッチをかけることができるのでとても効果的に腹筋を鍛えることができます!
方法次第で腹斜筋が鍛えられる
腹斜筋とは外腹斜筋と内腹斜筋の2つに分かれます!
赤で囲まれているところが外腹斜筋、黄色で囲まれているところが、内腹斜筋です!
この2つは通常の体幹を曲げる腹筋運動では鍛えるのが難しいのが特徴です!
腹筋ローラーでも通常の行い方では腹直筋と呼ばれる青で囲まれたところが主に鍛えられ、腹斜筋の発達は難しくなります!
しかしひと工夫することで腹筋ローラーでも腹斜筋をしっかり鍛えることができます!
方法は簡単です!
体を少し斜めの方向に伸ばし、戻るときにも対角線上にローラーを戻していきます!
そうすることで体幹にひねりの動作が加わるため、腹斜筋を鍛えることが出来ます!
腹斜筋を鍛えることで、男性の場合はよりかっこいい腹筋を手に入れることができ、女性の場合はくびれを際立たせてくれるので、より美しい体型をつくることができます!
男女問わず理想的な体系を手に入れるためには腹斜筋は欠かせません!
安価に手に入る
これまで説明したように腹筋ローラーは腹筋を鍛える方法でとても効果的なものです。
でもこんなにたくさんのメリットがあるにも関わらず、腹筋ローラーはとても安価で手に入れることができます!
なんと楽天市場で一番安いものでは600円代から販売されています!
さらに私がふと立ち寄ったダイソーで300円で販売されているのを発見しました!
見た目や機能にこだわりがないのであれば、より安いものを購入するのがおすすめです!
ダイソーの腹筋ローラーのメリット・デメリットを解説しているサイトがあるの購入前に一度読んでみてください!
腹筋ローラーのデメリット
これまでは腹筋ローラーのメリットについて説明しました!
腹筋ローラーにはたくさんのメリットがある反面、残念ながらデメリットも存在します。
もしかしたらあなたには腹筋ローラが適していないという可能性もあります!
メリットだけでは無くデメリットを理解することで、正しく健康的に腹筋を鍛えていきましょう。
それでは腹筋ローラーのデメリットを解説していきます!
正しく行うのが意外に難しい
腹筋ローラーを使って腹筋を鍛える場合、動作の方法としてはとても単純な動きです!
しかし正しく行っていないと、そもそも全然腹筋に効いてこなかったり、腹筋に効いてくる前に腕が疲れてしまったり、腰痛の原因になったりする可能性があります!
こちらの記事で腹筋ローラーの正しい行い方を解説しているので、腹筋ローラーを始める前に1度目を通してみてください!
そもそも筋力が必要
メリットのところで説明していますが、腹筋ローラーは通称「膝コロ」と「脚コロ」と呼ばれる2種類の方法に分かれます!
膝コロの方が難易度が低いので初心者の方には膝コロがおすすめです!
しかし膝コロであったとしても、正しく行うためにはそれなりに筋力が必要なため、特にトレーニングを始めたての方にとっては適していない可能性もあります!
そういう場合には、まずは体を伸ばすときだけに意識して、伸ばしきったら一度お腹を付けて休憩しながら行ってみてください!
それでも腹筋に効いてくる前に継続ができなくなってしまうという方は、まずは通常の腹筋運動やプランクなどの運動で腹筋を鍛えてから開始すると良いと思います!
ウエストは細くならないかも
腹筋ローラーのメリットとして筋肥大効果が高いことをあげました!
「腹筋を割りたい」と思っている場合には、腹筋の筋肥大もとても需要なので腹筋ローラーを使用したトレーニングがおすすめです!
しかし腹筋が肥大するということは、少なからずお腹周りにボリュームがでることになるので、細さという点においては不利に働く可能性があります!
でもただ細いだけではやつれて見える可能性があるので、どんな方でも腹筋を鍛えることは美しい体を手に入れるために必要なことだと考えています!
腰痛などを引き起こす可能性あり
正しく行うのが難しいという話のところで説明しましたが、腹筋ローラーは間違った方法で行うと腰痛を引き起こす可能性があります!
私は元々腰痛持ちだったこともあり、初心者の時は腹筋ローラーの間違ったやり方のせいで腰痛がひどくなってしまったことがありました!
詳しくは上に張ってある「初心者必見!膝付き腹筋ローラーの正しい行い方を解説!」という記事で解説していますが、腹筋ローラーを行うときには常に骨盤を後傾位で行うことが大切です!
この骨盤後傾位を保持しつつ、腹筋にストレッチをかけるというのが腹筋ローラーの難しいところだと思います!
元々腰痛がある方は特に気を付けて行いましょう!
まとめ
腹筋ローラーのメリット、デメリットはどうでしたか?
腹筋ローラーは男女問わずとてもおすすめな筋トレメニューです!
通常の腹筋運動がマンネリ化してしまっている方や、もっと高強度なトレーニングを行いたい方はぜひこれを機に腹筋ローラーを購入してみてください!
あなたの腹筋をさらに良いものにしてくれるはずです!
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