こんにちは!理学療法士のボンジ・リーです!
あなたはMCTオイルという言葉を聞いたことがかりますか?
ダイエットやトレーニングに興味がある方はダイエットYouTuberやダイエット記事などで目にしたことがあるかもしれません。
MCTオイルはダイエットやトレーニングをしている時に摂取すると良いという風になんとなく知っているという方は多いと思います。
しかし実際に「MCTオイルとは?」と聞かれるといまいち答えられないという方がほとんどなのではないでしょうか?
MCTオイルを摂取することでなぜダイエットに効果的なのかを理解することで正しい使い方ができ、最大限の効果を発揮できると思います。
今回この記事ではMCTオイルを摂取することでなぜ脂肪燃焼に効果的なのかを、その機序なども含めて詳しく解説していきます!
それでははじめましょう!
MCTオイルとは
MCTオイルとはココナッツやパームフルーツに含まれている油から中性脂肪酸という油だけを抽出した油のことで、MCTとは「Medium Chain Triglyceride」の頭文字をとったものです。
一般的に使われることが多い植物油やバターなどの動物性の油は長鎖脂肪酸と言われる脂肪酸で、分子量が大きいのが特徴です。
しかし中鎖脂肪酸は分子量が小さいため、消化や吸収がされやすく素早くエネルギーとして使用されるのが特徴です。
この中鎖脂肪酸を摂ることで、「ケトン体」と言われるエネルギー源が効率良く作られることがわかっており、この「ケトン体」こそが重要なポイントです!
ケトン体については後ほど詳しく解説していきます。
MCTオイルは元々医療現場などで使用されていたそうですが、最近はダイエットや筋トレの界隈で注目を浴びています。
最近はダイエット以外でも認知症の予防に効果的だという研究結果もでているようです。
MCTオイルの脂肪燃焼効果
MCTオイルには脂肪燃焼効果があるため、ダイエットや筋トレを行っている人に注目されています。
人はエネルギーを産生するためには大きく2つの方法があります。厳密には他にもありますが、ここでは2つということで話を進めていきます。
その2つとは「糖質を燃焼してエネルギーを産生する方法」と「脂質を燃焼してエネルギーを産生する方法」です。
あたり前ですが、脂質を燃焼してエネルギーを産生する方が脂肪燃焼効果が高くなります。
そのため如何にして脂質を燃焼させるかが重要となります!
ここで活躍するのが今回説明するMCTオイルです!
MCTオイルを摂取することで、脂質を燃焼しやすい体を作ることができるので、脂肪燃焼効果を高めることができます
ここからはMCTオイルがなぜ脂肪燃焼効果を高めることができるのかを詳しく解説していきます。
MCTオイルが脂肪燃焼効果を高めてくれる理由は以下の4個です
- 熱産生効果
- ケトン体回路の活性化
- 持久力がアップ
- 脂質の燃焼を促進
熱産生効果
一般的な食用油やバターなどの動物性油である長鎖脂肪酸に比べMCTオイルは摂取後の熱産生が高いことがわかっています。
食事後の熱産生が高いということは、体温を上昇させてくれるため代謝がアップし脂肪が燃焼されやすい環境をつくることができます。
また同時に脂肪が付きにくい体作りができるので、熱産生効果はとてもうれしい効果ですね!
体温の上昇は免疫力も高めてくれるのでこのご時世とてもうれしい効果ですね!
ケトン体回路の活性化
ケトン体とは脂肪を分解することで肝臓で作られるエネルギー源のことです。
前の説明でエネルギーを産生する方法には2つあると説明しましたが、脂肪を燃焼してエネルギーを産生するしくみのことをケトン体回路と言います。
MCTオイルを摂取することで、ケトン体の産生が促進されることがわかっており、それによりケトン体回路によるエネルギー産生を促進することができます。
つまりMCTオイルを摂取することで、脂肪を燃焼しやすい体作りができるのです!
持久力アップ
通常は運動を行う場合は「糖質」または「脂質」をエネルギー源として使用します。
糖質は運動開始時や高強度の運動時に使われやすく、脂質は低負荷で長時間運動を行う場合に使用されやすいという特徴があります。
MCTオイルを摂取することで、ケトン体回路によるエネルギー産生が促進されると、脂質を使用する割合が高くなるため、糖質の使用を低下させることができます。
そのため、糖質によるエネルギー産生を温存することができ、結果として通常より長時間の運動が可能になります。
持久力がUPすることで運動量を増加させることができるので、より効率的にダイエットを行うことができます。
疲れにくくなるので運動によるストレスも軽減しますね!
脂肪燃焼効果
ここまでの説明でMCTオイルには脂肪を燃焼させる効果があるということがわかったと思います。
しかしそれだけではありません。
あなたはミトコンドリアという細胞の中にある器官をしっていますか?
詳しくはわからなくても、「学生の時に聞いたことがあるような気がするけどー」という方が多いのではないでしょうか?
ミトコンドリアとは細胞の中にある酸素を使ってエネルギーを作り出してくれるという働きがあります。
ミトコンドリアは脂肪酸を取り込んでエネルギーを作り出すため、ミトコンドリアの働きは脂肪を燃焼させる効果があるのです。
MCTオイルを摂取することで、このミトコンドリアの活性を高めたり、量そのものを増加させる働きがあるため、脂肪燃焼のためにMCTオイルはとてもおすすめです。
MCTオイル選びの注意点
脂肪燃焼効果を最大限に高めるためには、MCTオイルなら何でも良いというわけではありません!
MCTオイルには中に含まれる脂肪酸の割合が、中鎖脂肪酸100%のものや中鎖脂肪酸70%で長鎖脂肪酸30%含まれているなど商品によって割合が異なります。
最初に説明しましたが、中鎖脂肪酸はすぐにエネルギー源となるため、脂肪として蓄積されにくいという特徴があります。
それ以外にも長鎖脂肪酸より中鎖脂肪酸の方が優れている点がたくさんあります。
そのためMCTオイルを選ぶ際には中鎖脂肪酸が100%の商品を選びましょう!
さらに中鎖脂肪酸の中にも成分に「C8」「C10」「C12」という3種類があります。
数字が小さい方がすぐに吸収されてエネルギーになりやすいので、体に蓄積されにくい脂肪酸と言えます。
そのためMCTオイルを選ぶ際には中鎖脂肪酸が100%で、かつ「C8」や「C10」が多く含まれている商品を選ぶことをおすすめします!
「どれがいいかわからない」という方は下のリンクから良質なMCTオイルを購入することができるので、こちらから購入してみてください!
まとめ
今回はMCTオイルの脂肪燃焼効果について解説しました。
この記事を読めばMCTオイルになぜ脂肪燃焼の効果があるかが理解できたと思います。
あなたの今の食生活に加えるだけでも効果が期待できるのでとても楽で簡単ですよね!
ぜひこれを機に購入を検討されてみてはいかがでしょうか?
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